打戻川の川ざらい

 湘南ふくし村の東、田園の広がる間をぬって打戻川が流れます。かつてはウナギやホタルが生息する清流だったそうです。もちろん今でも小魚やザリガニ、カメといった生き物が住処としてくれてはいますが、このきれいな水源をどうやって守っていくのかは、そこで根を下ろす人たちの努力の賜物です。

 

 毎年6月1日、この打戻地区、獺郷地区の方達により川さらいが行われます。朝早くから、農道に沢山の軽トラックが並び、鎌やスコップを手にした100人ほどの方達が一斉に河川脇の草刈りや泥よけなどの整備を始めます。春から草も伸び放題になっていた土手も見る見るうちにすっきり丸刈りになって行きます。



 お昼近くまでの短い時間で見違えるようになって、ふくし村にとっても、清々しい空気がとてもありがたく感じられますし、終了した後の懇親会では、感謝と応援の意味でお茶菓子にパンを用意して地域の方達との友好を温めるという大切な行事だと思います。


 そしていよいよ田んぼには水が注ぎこまれ、満々と水を張った田は田植えを始めるのです。

 

 毎年の事ではありますが、またスタート位置に立ったような気持ちになり、いつまでもこの風景をと願ってしまいます。