各事業所からのお知らせ

 発達支援センターリエールより研修会を行いました。

 2022年度在宅支援センター支援者研修会が行われたので、その様子をご報告いたします。
 
 今回のテーマは「てんかんについて学ぶ」でした。在宅支援センターだけではなく法人北部地域の事業所からもご参加頂き、大変ニーズのあるテーマだと感じました。
 講師には、新泉こころのクリニック院長の朝倉新先生をお招きして、医師の視点から様々なお話をして頂きました。

 

 てんかん発作が起きた際に観察するべき点や対応方法など、現場で必要な知識のほかに、てんかん発作の分類やその特徴、抗てんかん薬などの専門的なお話も伺うことが出来ました。
 抗てんかん薬の副作用は多岐にわたり、とても興味深かったです。改めて利用者様がどんな薬を服薬しているか把握する必要があると感じました。

 日々支援に関わる中で、てんかん発作時の対応を求められる場面は少なくないので、今回学んだことを現場で生かせるように頑張りたいと思います!


【朝倉先生よりコメント】
てんかんは、それほどまれな疾患ではありませんので、医療においてその道の専門家でなくとも出会うことが多くあります。
施設を利用なさっている方でも、この疾患をお持ちの方が少なからずいらっしゃるので、援助する側が発作状況に対応しなければならないことも多いことでしょう。
利用者様へのかかわりで一番知りたいところは、発作がおこったときの対応だと思います。
今回の研修会で発作時の対応についてもう少し話せれば良かったかと思っております。
また今後このような機会がいただければ、さらに研鑽をかさねたうえで、発作時の対応に関して詳しく話します。

みなさま熱心に私の話を聞いていただきありがとうございました。