2018年度第3回バリアフリー講習会を開催しました!!

 2019年1月26日(日)、藤沢市役所新庁舎にて藤沢市心のバリアフリー講習会を開催いたしました。

 

 今回の講習会は、自立生活センター 自立の魂?略してじりたま!? 当事者スタッフ 小野和佳氏に、「障がいのある方がみんなと同じく自分らしく生活するために」という内容でお話いただきました。

 

小野氏からの話では、

 

「障がい者だから助ける。」

 

「障害者だから(困っているであろうから)声をかける。」

 

のような配慮ではなく、本当に困っている方に対して配慮したり、声をかける姿勢が大事であることが分かりました。

 

当事者からすると、善意から声をかけてくれた場合でも、タイミングが合わないと困ることもあるそうです。

 

また合理的配慮が浸透している社会とは、障がいの有無に関わらず、必要な方に対して配慮が提供される社会であり、そのような社会だと障がいのある方もみんなと同じように自分らしく生活できることにつながるとのお話でした。

 

講演会後半のシンポジウムでは、金銭管理面を支援するふじさわあんしんセンター、就労面を支援する湘南地域就労援助センター、生活を支援するグループホームの藤沢サンライズの職員も交えて、具体的な支援例や感想をお話して頂きました。

 

当日は72名の方がご参加されました。

 

「当事者の生の声が聞けてよかった。」

 

「本当の困りごとに焦点を当てることの大切さがわかった。」

 

「相談する、声を上げることは力が必要であり、簡単なことではないということが分かった。」

 

等の声を頂きました。

 

障がい当事者の方も、支える立場の家族や福祉職員の方にもご参加頂き、それぞれの立場で“心のバリアフリー”を考える機会になったかと思います。