視覚障害者の方々の外出!!

 

2018年12月9日(日)、藤沢市民会館第1展示集会ホールにて行われた

『第28回手で触れて見る彫刻展 桒山賀行と土曜会』に8名(入居者4名、職員4名)で見学に行きました。

 

 視覚に障害のある方は、実際に彫刻に触れる事で、『仏像とはこの様な物なんだ』と、今まで頭の中で思い描いていた概念からしっかりとした形で認識することができて、参加されたメンバーそれぞれの表情にも驚きと笑顔と関心(感心)と…。

 

物を見るのは肉体的な「目」と思っていると、肝心な事を見落としたり、一面しか見ていなかったりすることがあります。

 

桒山さんも述べていましたが、大切なのは『心の眼である』との事。

 

そして観て頂く方が作品を前に、「自由に」「好きなように想像して」「膨らませて」もらえればそれが1番だと…。

 

その話を聞いた入居者の方々は作品からにじみ出る「人柄」に感慨深い想いを改めて感じていらっしゃいました。