ニチダンさん給食奮闘記

『おなかすいたなぁ?』『美味しいもの食べたいなぁ?』 日常のどこでも聞こえてくる会話です。

 ここ湘南希望の郷の入居者さんからも、同じような声が上がってきますが、それをしっかり受け止めて、もちろん栄養のことや、彩り、形状、温度まできちんと管理された食事を提供してくれているのが、「ニチダン」さんです。

それこそ天候の悪い日であっても、食材が不良の時であっても、皆さんが満足した笑顔で食事ができるよう繊細な気遣いと強い使命感で頑張ってくれています。

 

そんな厨房の奮闘ぶりを店長さんから紹介していただきました。

 湘南希望の郷の厨房は(株)ニチダンにお任せいただいて早17年になりました。1年365日、1日3食、60名プラス短期利用者で年間約78800食を時間に遅れることなく、その方に合った食事を間違えることなく配膳すること、これは振り返ればすごい数字で、スタッフ10名の努力そのものと自負しているものです。

 また、以前は常食の方がほとんどで、刻み食は5名程でしたのに、現在は常食の方は15名程に減り、刻み食も大小の種類を用意したりミキサー食・ソフト食といった特殊な形態の方が増えてきましたので、時間と手間がかかるようになりました。それでも、目標とするところはやはり安心・安全な食事を美味しいと笑顔で召し上がっていただくことですので、食材・調理法・時間の工面など工夫を凝らしていくしかありません。スタッフはシフト制で朝は5時から夜は19時30分までの勤務で、早番の時は寝坊しないよう気が張っていますし、天候が悪い日は宿泊をした事も有り、一人一人が大きな使命感を持っているように思っています。

 もちろんこれからも、皆さんの声に耳を傾け、すべての方に満足して召し上がっていただけるよう真心込めた食事の提供にスタッフ一同努力いたしますので応援してください。

 

 (株)ニチダン 湘南希望の郷店 店長 大沼恵美子